2025年5月9日お知らせ
もしもの時に備えて。エンディングノートで安心を。
エンディングノートとは?
エンディングノートとは、ご自身が病気などで判断力を失うような状況になった時や、万が一のことがあった時に備え、ご自身の希望や情報を家族に伝えるためのノートです。
残されたご家族が困らないように、また、ご自身の意思を明確にしておくために役立ちます。遺言書とは異なり、法的拘束力はありませんが、ご自身の想いを伝える大切な手段となります。
エンディングノートを書くべきなのか
エンディングノートは書いた方がいいと思います。現在平田地域では、ご家族やお子さん、ご親戚などの方が遠方にお住まいの場合や同居をされていない場合が多くなっています。遠方にお住まいの場合や同居をされていない場合であれば特に書いておくことをおすすめします。
エンディングノートに書いておきたい内容
エンディングノートには、大きく分けて以下の2つの役割があります。
1.死後に行う手続きで家族が困らないようにする
2.もしもの時のために自分の意思を示しておく
ご自身は知っていても、ご家族は知らない情報はたくさんあります。以下の内容を参考に、情報を整理しておきましょう。
1.自分自身について
- 生年月日、住所、本籍地
- 趣味、好きな食べ物、思い出の場所 など
2.個人情報
- 携帯電話、パソコン、各種契約情報
- パスポート、運転免許証、健康保険証などの保管場所
- マイナンバーなどの基本情報
- インターネットサービスのログイン情報、アカウントの扱い など
3.ペットについて
- ペットの情報(種類、名前、特徴)
- 動物病院、薬、予防接種、ペット保険
- ペットの性格、好きなもの、飼育の希望 など
4.医療・介護について
- かかりつけの病院、アレルギー、持病、常備薬
- 延命治療、臓器提供の意思
- 希望する介護施設、介護内容、費用、介護の方針 など
5. 葬儀・納骨について
- 菩提寺、宗派、喪主、参列者の希望
- 希望する葬儀形式
- 納骨方法、お墓の場所、継承者の希望 など
6. 財産相続について
- 現金、預貯金、年金、有価証券、不動産、保険
- ネット銀行のログイン情報
- ローン、借金 など
7. 遺言・遺品整理について
- 遺品の分け方、処分方法
- 貴重品、コレクションの譲渡希望先 など
8. 連絡先について
- 親族、友人、各種団体の連絡先 など
9. 家族へのメッセージ
- 感謝の気持ち、伝えたいこと など
エンディングノートを書く時の注意点
- 法的拘束力はありません。遺産相続など法的な手続きが必要な場合は、遺言書を作成しましょう。
- 個人情報や機密情報が含まれるため、保管場所には注意が必要です。
- 家族と保管場所を共有しましょう。
まとめ
エンディングノートは、ご自身とご家族のための大切な準備です。これまでの人生を振り返りながら、感謝の気持ちを込めて作成してみてはいかがでしょうか。
事前相談に来られる方やエンディングノートが欲しい方はさつき祭典までお問い合わせください。