株式会社さつき祭典

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2025年10月10日お知らせ

今更聞けない、香典のマナーと注意点!

~書き方・金額・入れ方から渡し方まで~

葬儀に参列する際、受付で香典をお渡しする場面は誰もが経験するものです。

しかし「金額はいくらが妥当なのか?」「お札の入れ方は?」「香典袋はどれを選べばいい?」など、

細かいマナーに迷う方も多いでしょう。

ここでは、初めての方でも安心できるように、香典の基本から注意点までを分かりやすくご紹介します。


香典とは?

香典とは、本来「香奠(こうでん)」と書き、お線香やお花の代わりに故人へ捧げる気持ちを表すものです。

葬儀では「葬儀費用の足しにしてください」という意味合いもあり、日本独自の風習として続いてきました。

香典には、

  • 故人を偲ぶ気持ちを形にする

  • 遺族の負担を少しでも和らげる

    といった役割があります。


香典袋の選び方

香典袋(不祝儀袋)は、包む金額宗教によって選び方が変わります。

金額による違い

  • 5千円以下:簡易タイプ(水引が印刷されたもの)

  • 1万円以上:外袋と中袋の二重包み、白黒の水引

  • 5万円以上:双銀(銀と銀)の水引

  • 高額(10万円以上):大判サイズの「大金封」

※地域の風習に合わせるのが安心です。

宗教による違い

  • 仏式:御香典・御香奠・御霊前(浄土真宗では御仏前)

  • 神式:御玉串料・御神前

  • キリスト教:御花料(カトリックでは御ミサ料)

  • 無宗教:御香典・御香資

もし宗教が分からないときは「御霊前」と書けば失礼にはなりません。


香典袋の書き方

  • 外袋

    • 表書き(水引の上)

    • 名前(水引の下にフルネーム。夫婦は夫の右にフルネーム、妻は左に名前だけ)


金額の目安

香典の金額は「年齢」「故人との関係」によって異なります。

  • 親    :3〜5万円

  • 祖父母  :1〜3万円

  • 兄弟姉妹 :3〜5万円

  • 親戚   :1〜3万円

  • 友人・知人:3千円〜1万円

  • 会社関係 :3千円〜1万円

ただし、4(死)や9(苦)を連想させる金額は避けるのがマナーです。


お金の入れ方と香典袋の扱い方

  • お札は裏向き・肖像が下になるように揃えて入れる

  • 新札は避け、一度折り目をつけてから使用

  • 汚れたお札やシワの多いお札も避ける

袋の閉じ方は「下から上へ折り、その上に上側を重ねる」が基本です。

香典を持参するときは必ず**袱紗(ふくさ)**に包みましょう。

受付では袱紗から取り出し、相手が読みやすい向きで差し出します。


香典で気をつけたい4つの注意点

  1. 家族葬では香典辞退がある
     その場合は無理に持参せず、遺族の意向を尊重しましょう。

  2. 新札は折り目をつけて使う
     「事前に準備していた」という印象を避けるためです。

  3. 袱紗から取り出して渡す
     購入時の袋やポケットにそのまま入れるのはマナー違反です。


まとめ

香典は故人を偲び、遺族を思いやる気持ちを形にするものです。

金額の相場や袋の種類、書き方や渡し方など、細かいルールはありますが、

いちばん大切なのは「心を込めてお渡しすること」です。

さつき祭典では、出雲市周辺にお住まいの皆さまに向けて、葬儀や供養に役立つ知識をわかりやすくお届けしております。

葬儀に関するご質問やご相談がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

ご質問等がございましたらぜひ一度お気軽にご相談ください。 ご質問等がございましたらぜひ一度お気軽にご相談ください。 ご質問等がございましたらぜひ一度お気軽にご相談ください。